「ホーム」を持つ男は強い ― アジア大会・金83個が教えてくれた、通いたくなる夜の過ごし方
10月4日、愛知・名古屋アジア大会が16日間の日程を終えて閉幕しました。日本選手団の金メダルは83個、メダル総数は269個で、いずれも過去最多です。金メダル数は1966年バンコク大会の78個を60年ぶりに更新しました。日本での夏季大会開催は32年ぶり3度目でした。ニュースを見て、思わず気分が上がった方も多いのではないでしょうか。 kumanichisakigake実は開幕前、東海地方を襲った大雨で会場の一部に雨漏りが見つかり、選手が一時避難する事態もありました。そんなバタバタを乗り越えての好成績だっただけに、喜びもひとしおです。今回は、この明るいニュースから「夜遊びをもっと楽しくするヒント」を探してみます。 kanaloco■ 「ホーム」は人を強くするJOCの橋本聖子会長は閉幕を前に、国際大会を自国で開くことで選手が大きく成長できると実感した、と語りました。慣れた環境、聞き慣れた言葉、客席からの温かい声援。そんな「ホーム」の空気が人の力を引き出すのは、スポーツも夜の世界も同じです。 web行きつけのお店を一軒持っている男性は、実は強い。入店した瞬間にスタッフが顔を覚えていてくれる。「いつもの」で通じる。好みのお酒や居心地のいい席を把握してくれている。この安心感があるから、仕事の疲れをふっと下ろせるし、会話にも余裕が生まれます。そして余裕のある男性は、それだけで魅力的に見えるものです。ホームを持つことは、最高のコンディション調整なのです。■ ヒント① ホームは「一軒」から育てるハシゴ酒は楽しいものですが、あちこちで浅く遊ぶより、まず一軒に通い続けたほうが得られるものは大きくなります。目安は三回目あたりです。お店の人の対応が少しずつ変わってきます。好みを覚えてもらえる。混んでいる日でも気にかけてもらえる。新しいイベントや人気のキャストの情報を、そっと教えてもらえる。これは「お得な常連扱い」というより、信頼の積み重ねです。毎回きちんと挨拶をする。会計はスマートに済ませる。キャストにもスタッフにも横柄にならない。当たり前のことを続けられる人が、結局いちばんホームの空気を味方につけています。■ ヒント② 「初採用」の精神で、新種目にも挑戦してみる今大会には、新しい風も吹いていました。初めて採用されたパデルでは、女子ダブルスの日本ペアが初代女王に輝きました。セパタクロー男子クワッドでは、日本が初の金メダルを獲得しています。新しい舞台に飛び込んだ先に、思わぬ栄冠が待っていたわけです。 sakigake夜遊びにも同じことが言えます。ホームがあるからこそ、安心して冒険ができます。たとえば、普段は行かないタイプのお店を試す。初めての席でいつもと違う話題を振ってみる。カラオケ以外の楽しみ方を探してみる。そうして見つけた発見をホームに持ち帰って「この前こんな店に行ってさ」と話せば、それ自体が楽しい会話のネタになります。ホームと冒険の往復こそが、夜を長く楽しむコツです。■ ヒント③ 連勝が止まっても、表彰台は残るもうひとつ印象的だったのが、レスリング女子の藤波朱理選手です。2017年から続いていた連勝は155で止まりましたが、準決勝で敗れたあとも3位に入りました。記録が途切れる悔しさはあっても、手ぶらでは終わらない。その姿に、なんとも言えない底力を感じました。 sakigake夜の席でも、うまくいかない日はあります。話が噛み合わなかった、場を盛り上げようとして空回りした、お目当てのキャストが忙しくてゆっくり話せなかった。でも、一度の空振りで関係が終わることはありません。次に笑顔で「この前は騒がしかったね」と顔を出せる人が、いちばん愛されます。連勝記録より大切なのは、また立ち上がって席に戻ってくる気持ちの良さです。■ 若い才能を、あたたかく応援する今大会は、新しいスターの誕生も印象的でした。競泳男子200メートル平泳ぎでは、17歳の大橋信選手が世界記録を樹立しました。卓球男子団体は、60年ぶりに金メダルを獲得しています。若い力の躍進と、長い時間を経ての栄冠。どちらにも、観る側の胸を熱くする力があります。 kumanichi夜の世界でも、頑張っている新人キャストを見守る楽しみがあります。最初は緊張していた子が、通ううちに少しずつ笑顔が増え、接客に自信が出てくる。そんな成長を温かく見守れる男性は、本当に素敵です。大切なのは、上から目線にならず、応援する気持ちで接すること。励まされた側は、その一言を意外と長く覚えているものです。■ 次の4年に向けて、今夜は祝杯を次回のアジア大会は4年後、ドーハで開催されます。その前には2028年のロサンゼルス五輪もあり、今大会で出場枠を獲得した選手たちの活躍が今から楽しみです。 kumanichi今週末は、スポーツの秋の締めくくりに、ホームのお店で乾杯してみてはいかがでしょうか。「アジア大会、金メダルが過去最多だったんですね」と話を振れば、きっと誰かが「あの種目、観ました?」と話に乗ってくれるはずです。明るいニュースは、初対面の距離さえ縮める最高の話題です。ホームを持ち、ときどき新しい種目に挑み、負けても笑って戻ってくる。そんな大人の遊び方が、あなたの夜を金メダル級に変えてくれますように。