【初心者のための業種選び】イマイチわからないセクキャバと風俗の違いって?
この質問を最初にしたのは、もちろん『セクキャバ=風俗店』だと勘違いしている人が意外に多いためです。もともと、女性が効率的にお金を稼げるナイトワークといえば、キャバクラやデリヘルといった風俗をイメージする人が多く、セクキャバやいちゃキャバがその候補に入ることなど少なかったと思います。これは、単純にセクキャバというお仕事が女性の間で知名度が低いという理由が大きいのだと思いますが、その知名度の低さから未だに『セクキャバ=風俗』とのイメージがぬぐえていまいように思えます。
最初に言っておきますが、セクキャバやいちゃキャバというお店は、あくまでもキャバクラに近い業種であり、決して風俗店ではありません。したがって、風俗店ではサービスとして必須となる『ヌキ』と言われるような性的サービスを提供する必要など一切なく、安定して高収入を得られるお仕事と覚えておきましょう。セクキャバは、所謂『お触りがOKなキャバクラ』と表現されるように、お客様が女性キャストに触れても良いというお店です。ただし、その分、キャストの時給は、キャバクラと比較してもかなり高く設定されており、さらにノルマや待機カット、お客様への営業が一切必要ないなど、女性にとってうれしい制度のお仕事となっているのが特徴です。
今回は、お金を稼ぎたいと、風俗店での勤務を考えている方に向けて、様々な角度からセクキャバと風俗店の違いをご紹介していきたいと思います。
セクキャバvs風俗・・・お給料形態の違い
それでは、ナイトワークを選ぶ人が最も気になる『お給料面』でのセクキャバと風俗の違いから見ていきましょう。昔からナイトワークの代表ともいえる風俗ですので、誰もが『稼げるお仕事』だと考えているのではないでしょうか?しかし、風俗店の落とし穴は、このお給料形態にあるということを忘れてはいけません。以下で、お互いのお給料形態について詳しくご紹介しましょう。
風俗店は完全歩合制が当たり前
まずは風俗店のお給料形態からご紹介します。ここで忘れてはいけないのが、一般的な風俗店のお給料形態は『完全歩合制』だということです。「完全歩合制って何?」という方のために少し説明すると、これはお客様にサービスを提供して初めてお給料が発生するというパターンです。つまり、デリヘルなどで考えた時に、お店に出勤して待機場所で待っている間は、いくら出勤しているとは言ってもお給料は発生せず、お客様から指名が入った時に初めてお給料になるということです。一般的な大衆的デリヘルの場合、移動とサービス提供を含めて2時間拘束で7,000円~9,000円が女の子の取り分となります。店舗型のヘルスであれば、移動時間が無い為、60分のサービス提供で7,000円~9,000円程度になるでしょう。これに指名やオプション歩合が加算されます。もちろん、高級店となると、その分女の子の取り分は増えますが、1日に何万円も稼ごうと思えば複数人にサービスの提供が必要で、肉体的・精神的にも疲労感はかなりあると言われます。さらに、サービスを提供していない待機中はお給料が発生しないため、時給換算にすると、予想以上に安くなってしまうとも言われます。
セクキャバは時給制が一般的
セクキャバのほとんどは、風俗店とは異なり、時給制が採用されています。中には、お客様についていない待機時間中は、少し時給を下げられる待機時給が設定されているお店もありますが、人気店であれば、お客様が切れることも少なく、一定の時給のみということが多いです。
お仕事的には、冒頭でご紹介したように、風俗店ではありませんので、ヌキのような性的サービスは一切なく、キャバクラのようにお客様の横について接客するというものです。キャバクラとの違いは、接客中にお客様が女の子に触れるのがOKな事と、キスがサービスの一環になっていることです。その為、キャバクラのように大量のお酒を飲まなければいけないということはなく、コミュニケーション能力もあまり必要とされないというのが特徴です。他人に触れられるのに抵抗がない人であれば、キャバクラや風俗より圧倒的に楽という人も多いです。
時給は、大衆店で3500円~ということが多く、人気店ともなると時給5000円を超えるお店もあります。もちろん、指名やドリンクバックなどは時給以外に加算されますし、出勤しているだけで時給分は稼げるので、安定して高収入が欲しい人にはオススメです。
CHECK POINT!!
セクキャバと風俗のお給料形態は上記のような違いがあります。つまり、セクキャバであれば、出勤さえしていれば確実に稼ぐことができますが、風俗店では人気のある女の子以外はたいして稼げない可能性があるということです。当たり前ですが、完全歩合制ということは、お客様に指名されなければ何時間出勤していてもお給料は0円です。高級店の人気デリヘル嬢であれば、圧倒的に稼げる可能性もあるのでしょうが、それはほんの一握りだと思っておきましょう。
さらに何よりも怖いのは、風俗店で働く場合、常に性病に感染するリスクがあるということです。最近では、性病が不妊症の原因ということも分かってきていますので、将来元気なお子様が欲しいと思うのであれば、なるべくリスクになる行動は避けたいものではないでしょうか!
セクキャバvs風俗・・・拘束時間の違い
お給料形態の違いの次は、自分が目標金額を稼ぐためにどれほど働かなければいけないのかという『拘束時間』について考えていきましょう!この部分を考えると『完全歩合』の恐ろしさがよくわかりますよ!風俗店の拘束時間
まず水商売で働く人の多くは、ほとんどの方が「1日に〇万円は稼ぎたい!」との収入目標を決めて働いていると思います。例えば、最低でも1日3万円稼ぎたいと考えている人の場合、風俗店でどの程度拘束時間があるのでしょうか?はっきり言うと、完全歩合制である風俗店では、目標金額を設定したとしても勤務時間は読めない…というのが答えです。上述していますが、完全歩合制の風俗では、いくら長時間出勤していたとしても、お客様が付かなければその日のお給料は0円です。仮に、順調にお客様が付いたと考えても、1人60分7000円で計算すると5時間弱ぐらいでしょうか。そこにデリヘルの移動時間や準備時間を加味すると、7~8時間が拘束時間になるのではないでしょうか。
もちろん、高級店となれば、これよりも短い期間で達成できますが、『出勤してもお給料0円の可能性がある』という危険は常に付きまといます。
セクキャバの拘束時間
一方、時給制のセクキャバで考えてみましょう。一般大衆店では3500円程度のお店もありますが、ここは保証時給5000円のヴィヴィッド・クルーで計算してみましょう。
仮に、最低1日3万円を稼ぎたいと考えている人がヴィヴィッド・クルーで働く場合、出勤さえしていれば時給が発生するため、『6時間お店にいれば確実に目標金額が達成!』します。これは、時給制なので当たり前のことだと思いますよね。しかし、同じ時給制のキャバクラなどで考えた場合、厳しいノルマが達成できなければ罰金があるお店もありますし、そもそもお客さんについていない間は『待機カット』と呼ばれる制度で、時給が下がってしまうことも少なくないのです。
したがって、安定して、確実に目標金額を稼ごうと思えば、おそらくセクキャバでないと無理なのではないかと思います。最近、シングルマザーの方や、OLさんのWワークがセクキャバで増えているのは、「短時間でも確実に計算して稼げる」ということが大きなメリットになっているのだと思います。さらにこういった方は、無理にお酒を飲まなくても構わないという点も、メリットの一つだと言います。
CHECK POINT!!
セクキャバと風俗店の拘束時間の違いは上記のような感じです。セクキャバの場合は、キャバクラのような待機カットや罰金を設定しているお店も少ないですし、出勤さえしていれば安定して稼げるのが最大のメリットと言えるでしょう。そもそもナイトワークで働く人というのは、何かの夢を叶える為、一時的に稼ぎたいと考える人が多いので、『安定』して『高時給』で稼げるセクキャバの方が目標達成までの近道になると思います。もちろん、風俗店がダメといっているわけではなく、超人気風俗嬢にもなればセクキャバ嬢よりも稼ぐ女性は少なくないでしょう。しかし、完全歩合制という特徴がある為、多くの人が安定して稼ぐことには向かず、さらに稼ぐには肉体的疲労と性病リスクを抱えなければならないという点がデメリットと考えられるのです。
セクキャバは、夢をかなえたい方、子供との時間を作る為に安心してお金を稼ぎたいという方を応援できるお店ですので、確実に稼ぎたいと考えている人にはオススメですよ!
まとめ
今回は、稼ぎたいと考えてナイトワークを選択する女性でも意外と勘違いしている人が多い『セクキャバと風俗の違い』についてご紹介してきました。本稿でもご紹介したように、セクキャバと風俗は、そもそも業種が異なるということは覚えておきましょう。セクキャバは、あくまでもキャバクラの接客が過激になったお店であり、『接待遊飲営業』に分類されるお店です。したがって、風俗店のような『ヌキ』と言われる性的サービスの提供は一切なく、性病に感染するリスクもほとんどないといって良いお店です。
さらに、上述したように、セクキャバと風俗店ではお給料形態などに大きな違いがあり、「同じ風俗だしどっちでもいいや!」と勘違いしたまま風俗店に決めてしまうと、思っていたように稼げないと後悔してしまうことも考えられます。風俗店は、ほとんどの場合が完全歩合制でお給料が支払われるものですので、いくら出勤したとしても自分の人気が上がらないと、拘束だけはされるもののお金は一切もらえないという最悪なパターンに陥ってしまいます。そうなってしまうと、日々の生活費にも困ってしまい、何か夢があってナイトワークを始めた人でも諦めざるを得ない…なんて悲しいことになる可能性があるのです。
ナイトワークを選ぶときには、「日給10万円可能!」などと言ったぱっと見のキャッチコピーに騙されるのではなく、しっかりとお店のシステムを確認して、どういったことが自分のデメリットになるのかきちんと判断したうえで働くようにしましょう。安定して稼ぎたいと考えているのであれば、絶対に時給制のお仕事が確実ですよ!